北海道移住!小樽編

さすらいのシングルマザーが関東から北海道小樽へ移住する道のりをメモを兼ねて晒します。移住したら小樽生活を自慢します。

【移住完了】新生活スタート

ダンボールがあらかた片付き、生活のリズムができてきたのでブログ更新。

といってもまだ仕事は決まらず。職業訓練の面接結果を待っている状態。
子供の保育園は移住計画中から目をつけていたところへ無事入所決定し、7月から通うことに。冬までは車なしで頑張るつもりだったけれど、実際に2才児連れて買い物したり保育園まで徒歩計40分歩いたりしていたら通園も仕事もしていないのに隔日でヘロヘロになっているので、急遽車の購入決定。
これでマイカーで10分のところをバスで30分かけて行く生活とおさらばだ…車の維持管理費?なんとかなるさ…
車検が来年2月。冬タイヤはあるけれどスターターはない。坂の町だがターボもない。


朝里川が家の近くを流れている。川沿いの見晴らしの良い公園は土日は人で賑わう。
先週、そこで娘と同じ保育園に通う子たちと親御さんに会った。とても感じの良い方々で安心。入所前の説明会で訪れ少し遊ばせてもらったときも、保育園のスタッフ、園児共にみんな気持ちの良い笑顔だった。
居住環境と子供の保育環境は絶対譲れないポイントだったから、無職で親に借金しているくせに心は穏やかだ。

耳を澄ませば、せせらぎというには活気のある朝里川の流水音に今夜も和むだろう。

【引越】➁新居決定、入居まで待機

賃貸EXというサイトで賃料1か月分が戻ってくるキャンペーンをしていたので、サイトを通して不動産やへいくつも候補を送りつけて就寝、起床、出陣。

娘がぐずらないのはきっと目新しいものがいっぱいだからだろう。忙しく行き交う人々とか、頭上で高架のカーブをゆっくり走る電車とか。
道端のちょっとした段差を見つけてはのぼって歩くのにも余念がない。

質問に即答の優秀な営業マンのお導きによって5件ほど巡る。予算を少しオーバーしたり日当たりが悪かったり、まあでもアリか…?と眉を寄せながら最後の物件に望みを託す。
場所は小樽中心部を離れた朝里地区。
しばらく車は持てないからなんとなく中心部のほうがいいでしょ、と候補から外していたけれど、頭の隅で清涼な朝里川公園が気になっていた。実際に足を踏み入れてみると、空が広く左右の山の存在感がある。丘陵地だから海も見える。
住宅地の一人暮らし向けの1LDK。ちょっと狭い。
築年数は15年くらいで十分キレイ。ふたつある窓から山が見える。窓を開けて首を伸ばせばわずかに海も見える。
公園もバス停も近い。
家具を脳内シミュレーションで配置して、なんとかなるか…と意思を決めた。
よかった、決まった。

がら空き高速バスで札幌へ移動。最安の民泊で1週間過ごす。
本来見どころ満載の観光地のはずだけれど、今行ける場所は公園、スーパー、100均。公共交通機関を避けて、徒歩圏内で生活している。
娘は年中年長さんくらいの活発なお兄ちゃんが大好きで、貸ーしーてーと砂遊びのシャベルなんかをきっかけに、ちょっと構ってもらうとずっとひっついて遊んでもらう。保育園にはすぐ馴染めるんじゃないかな。

ばあばとLINE電話。
「ばあば達は寂しいよ。寂しくない?」と訊かれ、
「おかあさんいるからさみしくない」
この人、寂しい、の意味がわかっている。

【引越】①北海道入り、物件内覧

只今、暇、暇、ひま〜〜〜!!

なぜかというと…

時を戻そう…


搬出日前、引越し会社から電話あり、
「搬入日は10日後になります」

10日!
即入居可物件探して宿泊は最短にして節約するつもりが、10日!

いえ、彼らに罪はないんです。
私が引越代金交渉の際、入居まで2週間くらい空いてもいいんでーなんて口走ったから。


無事に荷物を全部出し、出戻って3年間お世話になった実家の4畳半で、四畳半だけれどいっぱしに声の響く空っぽの部屋で仮眠をとった。
朝4時に父の運転で家を出、家族に見送られて羽田空港の保安検査場へ。
2歳の娘はどこかしんみりした顔で父の最後の抱っこを降りる。

娘にとって飛行機は半年ぶりの2回め。前回はANAの提携でAirdo。今回はJAL

gotoトラベル時の混雑と搭乗率3割位のがら空きの差があるとはいえ、ずいぶんサービスに違いがあった。
子供に対する配慮が0:100。
優先的な搭乗も飲み物サービスもあちらから声をかけてくれてストレスはゼロ。飛行機のおもちゃも頂いた。見守られている安心感から娘と共にリラックスして過ごせ、父作のお弁当朝食も済ませて新千歳空港まであっという間の1時間半。
こちらもがら空きの快速エアポートで小樽まで1時間。娘は私の膝の上で伸びて睡眠確保。あああ車窓にせまる海の絶景を見逃したな。
私は小樽来訪は2度め。5年前は中国人の友達と車で来て観光スポットばかり巡った。

久しぶりの小樽、寒い。リラ冷え?

不動産会社と約束の時間まで少しあるので、中央バス営業所でsapicaを作る。ポイントが貯まるICカード。電車では使えないからsuicaと2枚持ちになるのが不便だけれど、10%ポイント貯まるから!

同じビルに入っていたかま栄で娘指さすえびロールを買い、飲食スペースが見当たらないので寒風
吹きすさぶ曇天の下で食べてもらった。半分も食べられないはず、と読んでよだれを垂らして待っていたら、完食しそう。

ねえねえ、おかあさんにも一口ちょうだい!
…いいよ。

エビフライみたいな形状で小さめのエビがゴロゴロ入っている美味しゅうかまぼこでした。


不動産やへ。
店頭で候補を整理して、いざ内覧へ。

どれもこれも…臭い。しばらく水を流していないんだろう排水口が臭うのは仕方ないとして、生活臭というか、カビ臭?まだ清掃が入っていないと言うけれど、掃除してどうにかなるのか疑わしい。照明も仄暗い…
駅から離れた物件だが、狭い道に古い住宅がひしめいている。
海見える、山見えるけど、圧迫感がある。散歩するにはいいけれど…
違う、違う。どれもイメージと違うーーー
焦る。
そして思い当たってほっとする。なんせ引っ越しまで10日あるの。まだまだ時間あるじゃない。
結局その日は全滅で、翌日築年数を新しめに、賃料の予算を5千円高く設定した物件を紹介してもらうことに。

牛かつやさんで昼ごはん。
https://gyuukatsukurosawa.owst.jp/?lad_media=lis_google&lec_tm=c-10219572.m-1.a-264502700.d-m.kwd-331106392744.kw-1284207470.aw-34050848.ak-5748399913.as-&gclid=Cj0KCQjwnueFBhChARIsAPu3YkRLR-towHXrK9f48zbnitAO5mDHYXoJKoNDpoNPZcqGt4gG1J6rcP4aAuNiEALw_wcB

娘はサービスで頂いたハリネズミの形をした揚げ饅頭?を平らげたあと、普段あまり食べたがらない牛肉をぱくぱく。美味しかったね。店員さんもフレンドリーで優しかった。
子供を連れていると色んな人に声をかけてもらう。歩くごとに小樽人の人柄、街並みが好きになる。

目の前の旧手宮線に隣接した公園で体を動かし、コンビニで💩タイムのあと、手を離したら転げ落ちる急な坂でスーツケースを一緒に押してくれ、娘、疲れているだろうに結構元気。抱っこもねだらない。

宿泊先も臭い… 綺麗に清掃されているものの、これは完全に下水の臭い。コロナ禍で客が減っているから仕方ないのかな。HSPの敏感な鼻だから、他の人が気になるレベルかはわからない。娘は気にしていないようだ。

一眠りしてから買い出しに出かける。これまた坂を往復。40分くらい歩いたか。バス停が微妙に遠いのと密閉空間を避けたいのとで、基本的に移動は散歩。2歳の歩みに合わせてのんびり散歩。
簡単な自炊をするつもりで3日分の食料。リュックをおろしたあとも肩が痛い。
車のありがたみが身に染みる。

食事とお風呂を済ませ、娘が寝たあと必死に物件検索。引っ越せなかったらどうしよう(笑)荷物出しちゃったのに(笑)
さてどうなる。待て、次号。

【準備編】⑤物件絞り込み

いよいよ2週間前…!

めぼしい物件を5つほどに絞り込んだ。
緑あり、景観よし、バス停までのほどよい距離。googlemapの衛星画像やストリートビューを駆使して、譲れない条件を満たしたお部屋たち。
閑散期だから2週間程度で埋まることはないだろう、と高をくくっている。

不動産屋さんとのやりとりで気付かされる自分の無知。
無職でも親に連帯保証人になってもらえば問題ない、と思っていたら、今どきは敷金礼金などがゼロの代わりに家賃保証会社と契約必須が一般的なんですね。
家賃半年分ほどの預貯金があればおそらく審査は通ると。ただし初年度保証料は家賃100%分もありうると。
保証人システム+敷金ありがいいなあ。
敷金は返ってくるもんなあ。
一戸建てをポンと買えるお金が欲しいなあ。

来月半ばまでに入園申請しなければならない保育園の見学にも制限がある。
なにせ小樽は今、緊急事態宣言発令中だから。
半年前の楽観に反して、結局ウィルスの繁栄は収まらない。
世界の人口何%減るんだろう。私が失った出会いのチャンスはそのうち何%だろう。

とにかく娘共々、密輸人にならないよう予防を徹底して移動しようと思います。

役場で転出届を出した。と思ったら、保健センターから電話あり、児童手当の手続きをしにもう一回来てくれと。
感傷は2度もくれてやれねえぜ。

【準備編】④メルカリ収益状況

はてなブログから、最後の投稿から1ヶ月経ったというお知らせが届いた。

思い返せばブログ開設当初から三日坊主になる気はしていたので、的確な予想をした自分に拍手…

書こう。移住してから意義ある情報を発信できるよう継続力向上のために。読者獲得のために。ブログ収益化のために。

とはいえまだ引越まで2ヶ月あるため記事にするような面白い進捗は特になく(だから更新しなかったの)、強いていうなら不用品を選別、処分、売却して、荷物を段ボール3箱分は減らすことに成功したことだろう。

他にも、引越後のミニマムな生活を思い描き収納方法を模索しながら、期限の切れたクレジットカードを解約しようとしてなぜか頓挫しつつとりあえずカードは捨て、一方でいつかきっと使うと信じて薬箱を占領させていた長年溜めた大量の処方薬を捨て、絆創膏やイボ取りシートなどをカード用収納に移動させ、空いた薬箱を道具箱にして道具箱にしていた破れた靴箱を捨てたり、と部屋が整理整頓されていくのは気分がさっぱりする。


タイトルにしたメルカリでの売上に関しては、謙遜ではなく自慢にならない微々たる額である。
販売手数料や送料を引けば、せいぜい18,000円が残った。いえ、たいへん有難い臨時収入でございます。おかげでキャンペーンも利用しつつ10年前に買ったユニクロをuntitledやmichel kleinに部分入れ替えできました。
実店舗のリサイクルショップじゃそこまでのガソリン代くらいにしかならない。
メルカリ最高。

【準備編】③引越し荷造りの準備

引っ越しまでまだ3ヶ月あるけれども、

要らない…でもいつか使うかも…

とこれまで何度も一緒にお引越ししてきたガラクタどもをメルカリで処分するべく、半畳のクローゼットをオープン。
昨夜、半年前から出品中の品へいただいた前向きなお問い合わせの影響が大きい。やる気デタ。

メルカリ経験値は購入50回、売却5回程度の初心者級。

ベビー用品はほんのいっときしか出番がないから、多少ボロくても売れるみたい。特に専用の付属品は新品で買うと高いもんね。
私も最初から中古を買えばよかった…
10年前のアニメのトレーディングカードも、
生粋のメガネっ子のため3年に一度は買い換え、そのたび増えていくメガネケースも、案外購入者がいるもんだ。

これからは不要になった時点で売ろう。
と肚に決めながら、つい、

知り合いが必要になったときあげれば株が上がるかも…(マタニティ用品)
子供にいつか分解させたら科学脳育つかも…(ガラケー

出品、発送の面倒臭さももちろんあり、加えて
これまで折角保管し続けていたのに、という無駄なもったいないばあさん、失敬、精神から負のループへ思考が堕ちる。


……だめだだめだだめだ!!!


ケチんぼだから持ち物は少ない方のはずだが、ガラクタも一箱分あれば収納を圧迫するんだ。

気合を入れ、
無事、何点か出品できた。


とりあえず、スマホを買うと漏れなくついてくる、アダプター、イヤホンなどはもうデフォルトで要らないと思う。使わないし、出品数多すぎて売れないし。捨てたら環境に悪いでしょ。
代わりに製品価格下げててくれ。
ということでコンビニの袋一杯分は断捨離。

【準備編】②引越し見積もり交渉の巻

業界大手のイケメン営業担当が訪問見積もりにいらっしゃった。
米700gに懐柔されそうになりながらも、全神経を貯金死守に集中させる。
引越しバイト時代に知り得た引越しの価格設定事情と5度に渡る自分の引越し経験に基づき、粘るのだ。

後出しで他社に5000円でも安く提示されると客は流れてしまう。ましてや閑散期は客の取り合いだから、相手はどうしても今日契約をとりたい。
よって私は、電卓で何度も提示される数字に難しい顔や申し訳ない顔を見せながらも、毅然とした態度で歳安値にしか興味ないのよと暗にお伝えする。
すると相手の言う限界値が少しずつ下がる。

「特別に割引を5%上乗せしますね」
「ちょっと事務所と相談を」
「今日決めていただけたらこの値段で」
「難しいと思いますがもう一度事務所に訊いてみます…」

結果、36万が10万に。
つっても最初の金額がボッタクリなんだよっ!

私のようなしぶといウザい客がいる一方で言い値を飲むおおらかな客が一定数いるからバランスがとれているはず。
だから、まあええやん。

いつか西部劇の決闘のように一瞬で勝負を決めるのが、悲願。
お昼をまたいで1時間かけるのではなく。