暑いから小樽市総合博物館
小樽、暑い。
24で初移住した数年後、シングル出産、育児のため関東の実家へ出戻り、今度は2歳の子供を巻き込んで改めて移住。
なぜこよなく北海道を愛するか。
豊かな自然とか食とか理由はいくつもあるけれど、その筆頭が「夏暑くない」。
スギヒノキ花粉の舞い降りる初春から残暑厳しい9月まで、優に1年の半分を朦朧として過ごす人生の無駄遣いにはうんざりしていたのだ。
ええ、温暖化で北海道の冷涼な夏が年々失われつつあることは知ってましたよ。でも、海沿いでもこれほどとは。なんなら湿気が加わって関東にいたときと大して体感が変わらない?
うちのアパートにはもちろん(?)エアコンはなく、耐寒仕様の密閉構造のせいなのか、夜外気温が下がっても室内はまだ息苦しい。
今年から本州の猛暑を高見の見物するつもりだったから、毎日毎日蒸し風呂状態に息を切らしつつ、いやきっとあと少し、あと少しで本来の調子を取り戻すはずと信じて、7月から1カ月信じ続け、扇風機を買うタイミングを逃した我が家は、移住前に子育て支援センターでもらった1枚の団扇だけが頼りである。裏表返すとサンタクロースがいないいないばあしてくれるから涼しげでしょ?
3連休初日は強烈な朝陽に恐れをなして急遽博物館へ。
1週間前小樽市役所のこども未来課にかかっていた室内温度計が33度を指していたので一抹の不安があったけれど、無事冷房にありつけた。
大人400円で昼過ぎまで楽しむ。
片っ端からボタンを押して北海道の鉄道の歴史や蒸気機関車の車両説明に聞き入り、プラネタリウムに見入り、アイアンホース号に乗車し、片っ端から科学実験装置?で遊び、このコスパよ。
来週はやっとひねもす20度代に収まりそうな小樽。それだよ、欲しかったのは!
雨雲が晴れたらまた真夏日予想出てるけど。
もうピークは過ぎたでしょう。
道産玉蜀黍の季節です。