北海道移住!小樽編

さすらいのシングルマザーが関東から北海道小樽へ移住する道のりをメモを兼ねて晒します。移住したら小樽生活を自慢します。

【引越】➁新居決定、入居まで待機

賃貸EXというサイトで賃料1か月分が戻ってくるキャンペーンをしていたので、サイトを通して不動産やへいくつも候補を送りつけて就寝、起床、出陣。

娘がぐずらないのはきっと目新しいものがいっぱいだからだろう。忙しく行き交う人々とか、頭上で高架のカーブをゆっくり走る電車とか。
道端のちょっとした段差を見つけてはのぼって歩くのにも余念がない。

質問に即答の優秀な営業マンのお導きによって5件ほど巡る。予算を少しオーバーしたり日当たりが悪かったり、まあでもアリか…?と眉を寄せながら最後の物件に望みを託す。
場所は小樽中心部を離れた朝里地区。
しばらく車は持てないからなんとなく中心部のほうがいいでしょ、と候補から外していたけれど、頭の隅で清涼な朝里川公園が気になっていた。実際に足を踏み入れてみると、空が広く左右の山の存在感がある。丘陵地だから海も見える。
住宅地の一人暮らし向けの1LDK。ちょっと狭い。
築年数は15年くらいで十分キレイ。ふたつある窓から山が見える。窓を開けて首を伸ばせばわずかに海も見える。
公園もバス停も近い。
家具を脳内シミュレーションで配置して、なんとかなるか…と意思を決めた。
よかった、決まった。

がら空き高速バスで札幌へ移動。最安の民泊で1週間過ごす。
本来見どころ満載の観光地のはずだけれど、今行ける場所は公園、スーパー、100均。公共交通機関を避けて、徒歩圏内で生活している。
娘は年中年長さんくらいの活発なお兄ちゃんが大好きで、貸ーしーてーと砂遊びのシャベルなんかをきっかけに、ちょっと構ってもらうとずっとひっついて遊んでもらう。保育園にはすぐ馴染めるんじゃないかな。

ばあばとLINE電話。
「ばあば達は寂しいよ。寂しくない?」と訊かれ、
「おかあさんいるからさみしくない」
この人、寂しい、の意味がわかっている。