【引越】①北海道入り、物件内覧
只今、暇、暇、ひま〜〜〜!!
なぜかというと…
時を戻そう…
搬出日前、引越し会社から電話あり、
「搬入日は10日後になります」
10日!
即入居可物件探して宿泊は最短にして節約するつもりが、10日!
いえ、彼らに罪はないんです。
私が引越代金交渉の際、入居まで2週間くらい空いてもいいんでーなんて口走ったから。
無事に荷物を全部出し、出戻って3年間お世話になった実家の4畳半で、四畳半だけれどいっぱしに声の響く空っぽの部屋で仮眠をとった。
朝4時に父の運転で家を出、家族に見送られて羽田空港の保安検査場へ。
2歳の娘はどこかしんみりした顔で父の最後の抱っこを降りる。
娘にとって飛行機は半年ぶりの2回め。前回はANAの提携でAirdo。今回はJAL。
gotoトラベル時の混雑と搭乗率3割位のがら空きの差があるとはいえ、ずいぶんサービスに違いがあった。
子供に対する配慮が0:100。
優先的な搭乗も飲み物サービスもあちらから声をかけてくれてストレスはゼロ。飛行機のおもちゃも頂いた。見守られている安心感から娘と共にリラックスして過ごせ、父作のお弁当朝食も済ませて新千歳空港まであっという間の1時間半。
こちらもがら空きの快速エアポートで小樽まで1時間。娘は私の膝の上で伸びて睡眠確保。あああ車窓にせまる海の絶景を見逃したな。
私は小樽来訪は2度め。5年前は中国人の友達と車で来て観光スポットばかり巡った。
久しぶりの小樽、寒い。リラ冷え?
不動産会社と約束の時間まで少しあるので、中央バス営業所でsapicaを作る。ポイントが貯まるICカード。電車では使えないからsuicaと2枚持ちになるのが不便だけれど、10%ポイント貯まるから!
同じビルに入っていたかま栄で娘指さすえびロールを買い、飲食スペースが見当たらないので寒風
吹きすさぶ曇天の下で食べてもらった。半分も食べられないはず、と読んでよだれを垂らして待っていたら、完食しそう。
ねえねえ、おかあさんにも一口ちょうだい!
…いいよ。
エビフライみたいな形状で小さめのエビがゴロゴロ入っている美味しゅうかまぼこでした。
不動産やへ。
店頭で候補を整理して、いざ内覧へ。
どれもこれも…臭い。しばらく水を流していないんだろう排水口が臭うのは仕方ないとして、生活臭というか、カビ臭?まだ清掃が入っていないと言うけれど、掃除してどうにかなるのか疑わしい。照明も仄暗い…
駅から離れた物件だが、狭い道に古い住宅がひしめいている。
海見える、山見えるけど、圧迫感がある。散歩するにはいいけれど…
違う、違う。どれもイメージと違うーーー
焦る。
そして思い当たってほっとする。なんせ引っ越しまで10日あるの。まだまだ時間あるじゃない。
結局その日は全滅で、翌日築年数を新しめに、賃料の予算を5千円高く設定した物件を紹介してもらうことに。
娘はサービスで頂いたハリネズミの形をした揚げ饅頭?を平らげたあと、普段あまり食べたがらない牛肉をぱくぱく。美味しかったね。店員さんもフレンドリーで優しかった。
子供を連れていると色んな人に声をかけてもらう。歩くごとに小樽人の人柄、街並みが好きになる。
目の前の旧手宮線に隣接した公園で体を動かし、コンビニで💩タイムのあと、手を離したら転げ落ちる急な坂でスーツケースを一緒に押してくれ、娘、疲れているだろうに結構元気。抱っこもねだらない。
宿泊先も臭い… 綺麗に清掃されているものの、これは完全に下水の臭い。コロナ禍で客が減っているから仕方ないのかな。HSPの敏感な鼻だから、他の人が気になるレベルかはわからない。娘は気にしていないようだ。
一眠りしてから買い出しに出かける。これまた坂を往復。40分くらい歩いたか。バス停が微妙に遠いのと密閉空間を避けたいのとで、基本的に移動は散歩。2歳の歩みに合わせてのんびり散歩。
簡単な自炊をするつもりで3日分の食料。リュックをおろしたあとも肩が痛い。
車のありがたみが身に染みる。
食事とお風呂を済ませ、娘が寝たあと必死に物件検索。引っ越せなかったらどうしよう(笑)荷物出しちゃったのに(笑)
さてどうなる。待て、次号。